銀兎文庫::novels1
君は永遠に生きられる使徒で、
永久機関が紡ぎ出すその力で、脆くなったこの世界を維持することさえできる。
それなのに、何故か僕は。
君のために何かがしたい ――
―― 君を守りたい、と、思う。
君に比べればこんなにもちっぽけで、こんなにも無力な僕なのに、おかしいよね。
自分でも本当にそう思うけど。
君の眠りの時間にも、
君の目覚めの時間にも、
僕は君が大好きです、と、
そう思わずにはいられないから。
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ginto-bunko