Please, please, please, Don't let you go. 『 空 』

Written by 在原蝙蝠.

作者あほコメ:

「あほなうえに問題作だなあー」<こんなもんが作品であると仮定するのなら。
と思いながら書いてました。
ピークにメルレスしてしまった方には異常な迷惑をおかけしました。
ひいすんません(汗)

『 ドア 』もそうでしたが、
原作に直截関わる話は自ら書こうとはしないらしいです。
あたまわるいし、原作否定できるほどえらくないし、
(好戦的なくせに)議論は嫌いなんですよ、うそっぽいですが(笑)

あ、お題頂いたのです。
おおはずしですが清水の舞台からとびおりますと<落ちてどうする。
「首継ぎカヲルでテーマは『恋』」
どこがだああ!!!……タカノさま、JAROさんごめんなさい。。。

そしていつものように理論が破綻してますが、
その辺は見逃してね(汗)在原あたまわるいんだよー。

こんな話ですが、相変わらず原作の否定とかいうつもりはさらさらないです。
ただ在原の再解釈です。いつものように。

あの物語が幾ら破綻しているとしても、
テーマが『 不理解 』と『 拒絶 』だとは微塵も思わないです。
別の生き物だからこそ一緒に生きてけるんだと思うです。
理解できないからうれしいんです。
在原はね。

でも在原はとてもわがままなので、
レイやカヲルを犠牲にしてえられる大団円なんて嫌だったんですね。
原作的にはありなんですが。
誰かやなにかを拒絶して、否定してえられるEDなんて、
ものつくりとしてどうかなあっとか素人の在原は思ってしまいます。
別にレイカヲにかぎらずね。

在原は、エヴァのキャラを、世界そのものを、
否定する気がまるでないです。
とてもとてもわがままなので。

レイもアスカもシンジもカヲルも、
(そして彼らの象徴したすべてのにんげんが)
ただの「こどもたち」だったと思うのです。
共存できる可能性はあらゆる台詞に、あらゆる出来事にちりばめられていたと思うのです。

音楽もそのひとつだと思います。

在原は音楽がすきで、人間が好きで、
あのものがたりがすきなので、

どうしてもこういうハナシになりました。
大顰蹙は覚悟っす。
<在原の覚悟なんてたかがしれてますが(笑)

世界の処理の仕方なんていくらもあるんでしょう。
拒絶なんてとっても簡単な処理のひとつでしょう。

でもそんなだれもいないせかい、在原つまんないや。

わからなくて思い通りにならなくて、
でもたまにすれ違えると嬉しいから、
にんげんておもろいなーと思うです。

在原のエヴァおともだちがいってました。
「『 不理解 』と『 拒絶 』がテーマなら砂嵐ながしとけばいい」
………あたまいー…

願わくばぼくもだれもころさずにいきることがなによりもむずかしく、
なによりもかけがえのないものであるように。

さぶ・タイトルは某曲からとったです。<またかい。
最後の章の、「ただきみをどこにもいかせたくない」繋がりです。

で、ENDEがわりの「sEE you born AGAIN…」はタカノサマ助言により
『つづき』がわりにつけました。
同じ曲からとりました。
「うまれかわって」というよりは「やっとあえたね」って感じでしょうか。

てわけで、苦情などもろもろの御意見はこちら<aedicula@mba.nifty.ne.jpまで。


もっとあほな作者コメ:

あ、拙作『 ドア 』<melzrozeさまにて絶不評掲載中!(笑)
の続きなかんじで書いてみたらしいんで、
あの二人はまだナニもしてなかったってーことで…
じゃあなんでいきなりワカるようになったんだとかいう突っ込みはなしよ。
首継ぐ過程でどこぞのだれかにしこまれたんじゃねえかとか(笑)
シンジこそそんな知識どっから得たんだ!とかね。
ぶつぶつ云ってる間によからぬ妄想に耽ってたんじゃねえかとか(ばく)
監視カメラの映像がネルフ中に出まわったんじゃねえかとか。
<在原買っただろうとか。<アジフライ揚げてたのは在原かもしれない…
しかしあのときに流れていた曲というのも、
在原の表現力じゃあなんだかわっかんないっすよね…
でもあんな曲を背後にするなんてカヲルよほど自信が…(自主規制)
<狙ってあの曲にしたんかいカヲル!
でもクラシックはppとFFの差が烈しいから音消しには向かないわよ。
ばきい!!
きらーん………<在原は銀河系のむこうにとんでいきましたとさ…
めでたしめでたし。
ところで今更なんですが、文化祭の発表ってのがアレだと思って頂けると在原かなり倖せらしいです。


ぱろでいのおへや:<まだやるか。

***してるあたりの、
「『 逃避 』の重さを(中略)つきつけている」
:『 豆腐 』と打ちました。ほんとうです。

はじめてカヲルの病室にはいるとこ。
「一本の包帯を解き終え、(中略)そこにあらわれた『 彼 』をみつめた」
:どこをみているんだシンジ!!

「いえ、乗りますよ。エヴァにでもなんにでも」
:じゃあ…ばきいいっっ……ぱた。

いつもなら末尾に「…にささぐ」って書くんですが、
今回ばかりはちょっとあまりにハタメイワクなんで書けないなあ。
先着1名さま、欲しいヒトにあげます。<いないいない。

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当時のpostscript

タカノよりのコメント

ダメダメダメダメ!!!
ダメよぅ、他の誰にもあげないわよ〜〜〜!!!!!!o(><)/
このお話をおねだりしてからというもの、待ち続けていたんだもの、誰にもあげられないわ!!(激マヂ)

>「いえ、乗りますよ。エヴァにでもなんにでも」
>:じゃあ…ばきいいっっ……ぱた。
え!?それって騎上位? それともリバシ!?(ばきゅーん!!…ばったり)

しかし、本当に、何度も味わえる深いお話をありがとうございました…(*T▽T*)
特に、カヲルを想うシンジの心情がとても伝わってきて、何度読んでも切なくなります。
そして、カヲルの「声が出ない」故の逆な雄弁さが、とても愛おしいです。
たしかに二人目が完全な形で帰ってくるとは限らない訳ですが、
その時にカヲルの大きなポイントだった「声」が出ないことは、
あの状態からすると本当にあり得るわけですよね。
ああ!!!傷カヲ〜〜!!!!!!(ふうっ…ばしゃあ!!)
ただ今「貢ぎ物」誠意制作中です。もう少しお待ち下さいませ。(瞬間復帰)
って、大したことできないけど〜(^^;)
(あああ、紙が足りないのでスケブ買いに行かないと(笑))

とにもかくにも、在原様、本当によいお話をありがとうございました(*^^*)/

改めてpostscript

タカノよりのコメント

首継ぎカヲルというのが、当時の私の、「24話で死んだはずのカヲルがもう一度生きる」ときのキーワードの一つでした。
体が再生されていても別人じゃなく、記憶喪失的な位置づけが萌えというか、キモだったんですよね。在原様はそれを見事に書いてくださったのです。
この時にお礼として在原様に貢がせていただいたのは、私の記憶が確かなら、首に傷があるカヲルの絵だったと思うんですが…?
(元のファイルがまだ見つからないんですよね…し、消失した中にあったんだろぉか…orz)
それにしても、本当に、今読ませてもらっても色あせてないファンフィクションって凄いと思います!
今回、再掲差を許可くださった在原様に、重ねてお礼を申し上げたい!
ありがとうございました!