銀兎文庫::novels1
■設定…
シンジ中学2年生、カヲル大学2回生。従兄弟同志でカヲルが碇家に下宿中。
そのため、カヲルはシンジの家庭教師兼生活指導役(笑)
「こら、ダメだよ、シンジ君…」
「どうしてさ、カヲル君」
シンジはカヲルの胸元に潜り込むと、シャツをずらして舌を這わせた。
「だってカヲル君、中間試験で学年5番以内に入ったら、この間の続き教えてくれるって云ったもん!」
なおも、シンジはカヲルの胸元を舌で愛撫しつづける。
「だから僕、凄くがんばったんだからね!」
「…勉強熱心だね、君は――」
カヲルはわずかに苦笑を漏らすと、じゃれるように自分の胸を舐めていたシンジを自分の上に引き上げた。
シンジは期待に満ちた眼でカヲルを見上げている。唇が濡れて、光っていた。
「カヲル君が教えてくれるからだよ」
「そっか…」
カヲルがにっこりと笑って、それが合図になった。
唇が重なって、言葉が消えると、カヲルの指がシンジを探り始める。
「ん、んん…ふ…」
胸の赤い突起を押しつぶされて、シンジが合わせた唇の間から声を漏らした。
指の動きにつられて、びく、びく、と小さく肩が跳ねる。
「ふふ…カワイイね、シンジ君…」
唇を離したカヲルの囁きに、シンジはぼうっとなり始めた頭で考えた。
『違うよ、カヲルくんが、キレイなんだよ…』
この人がホシイ、と、シンジはずっと願っていた。
ずっと幼い頃から欲しいのはカヲルだけだった。だから、
『カヲル君――早く、早く、僕に、カヲル君をちょうだい…』
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当時はヘタクソなお礼絵をつけてたのですが、あまりにも古すぎるので外しましたー。
ginto-bunko